わが社は、昭和58年9月に福岡市博多区で創業しました。創業以来、地域発展型建設コンサルタントとして、調査・計画・設計など建設事業の上流工程を担い、顧客満足を第一義として、信頼される会社創りを目指しています。
建設コンサルタントは、頻発する自然災害リスクの増大や社会資本の老朽化対策などの課題対応などに求められる役割が非常に重要になるとともに、ICT活用技術など建設生産・管理システムの変化など建設コンサルタントを取り巻く環境は大きく変化してきています。また、一方で人材の育成・確保も大きな課題となっています。
特に「建設生産・管理システムの変化」は、信頼性の高い良質な社会資本を形成していくために、企画・調査・計画・建設・施工・維持管理の事業の流れ全般において、3次元データを活用し、建設事業の生産性向上や社会資本の維持管理を推進しようとするものです。
我が社では、このようなニーズに対応するために「河川、砂防及び海岸・海洋」「道路」「下水道」「農業土木」「鋼構造及びコンクリート」「都市計画及び地方計画」「建設環境」「施工計画、施工設備及び積算部門」の部門登録を行っており、幅広い顧客ニーズに対応できるような体制づくりを推進しております。また、ICT活用技術について、ハード、ソフトを整備するとともに、社内に「推進委員会」を設けて、対応しているところであります。
また、我が社の重点業務の取組みとして、①安心・安全な社会の形成に資する「頻発する異常降雨などによる浸水被害に対する対策検討・設計」。②既存社会資本ストックの有効活用の一環として「橋梁及び道路構造物の点検調査・補修設計」。③これまでの実績を活かした「エネルギー分野などの民間事業への技術支援」「防災・減災への取組み」。これらに重点をおいて、着実に実績を積み重ねております。
こうした我が社の活動に対して、ご理解いただき、今後とも一層のご指導、ご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
代表取締役 松尾 涼二